1才と生後10ヶ月になるマルチーズの♂を2匹かってい ます。
留守にしている時間が長いのでゲージ等にはいれずに放し飼いにして おります。トイレですが、最初は多少できたのですが、今では2匹共うんち・お しっこ共に全くできません。隠れてしている事も無く目の前で堂々としています。トイレシーツもにおい付きのタイプを使用しているのですが、カーペット・ベット・ペット用のベット・毛布・フローリング・こた つの脚とあらゆる場所にしてしまいます。してしまった後も怒らずに片付けています。トイレトレーもちゃんと二個おいています。トイレトレーはシートを破られた事があるのでメッシュタイプにしま したが、今ではフタを開けてビリビリにしてしまいます。ちゃんとできる様にするにはどうすればいいのでしょうか?
「どこで排泄をしていいのか」をワンコに伝えきれていないのでしょう。不在時・就寝時には「ハードタイプのキャリアー(中が暗い)」を使います。そして在宅時には「サークル(外から観察しやすい)」を使います。このやり方であれば、トイレトレーの上に被せるメッシュカバーは必要なくなります。留守時の放し飼いはトイレを覚えてからとなります。(マーキングはまた別問題なのでご了承ください)2人はもう排泄を我慢できる歳です。我慢しようと思えば24時間だってしないでいられます。飼い主様の外出時や就寝時には、キャリヤーなどのハウス(大きすぎず小さすぎず)に入れてください。「狭い場所に長時間入れなきゃいけないのはかわいそう」と思いますよね?実はその逆で、その中で留守番する方が落ち着いていられます。また、「寝床では排泄しない」という犬の習性がありますので、心地よいベッドなんかを入れてあげるなどしてそこを「ねぐら」と認識させ、この習性を最大限に利用するのです。ハウスでのお留守番に馴れてくると、飼い主様がいなくなればすぐ寝だすようになります。在宅時はサークルを使って「成功するチャンスを作ってあげる」時間です。成功率を増やすためにペットシーツをサークル一面に敷き詰めてください。ひとりずつ交互に「おしっこおしっこ」と定期的にサークル内へと誘導します。入れて扉を閉めて、見ていない振りをしながら様子を伺ってください。排泄しそうな様子がなさそうなら無言で扉を開けて出します。それを定期的に繰り返して「成功」する瞬間を待ちます。そして成功した瞬間には喜びをあらわにサークルから出してあげること。成功率が高い時間帯は、寝起き(ハウスから出した後)、食事後、遊んで動きが落ち着いた後。そんな時間をめがけてサークルにいれることを繰り返してください。「犬の行動を観察」して、「根気よく」「成功時を現行犯でほめる」ことが大切です。まずは成功するチャンスをこちらから用意してあげ、成功させることで「ほめ」、どこが排泄場所かをガイドしてあげるのです。まずはここからスタートです。