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ケースワーク

食べもの以外のものを食べてしまいます。

質問

ペットの種類/品種名:犬/MIX(シ-ズ-×マルチ-ズ)
ペットの年齢:生後6ヶ月~生後8ヶ月歳
ペットの性別:オス
去勢・避妊:未
何についての相談:その他
いつ頃からの問題:1ヶ月前から
飼育環境:室内
散歩頻度:30分以内
同居動物:子桜インコ
タイトル:はじめまして
相談内容:
食べもの以外のものを食べてしまいます。
例えば顔を拭いているガ―ゼ・ティッシュ等々です。
取り返そうと追いかけると、逃げながら無理矢理飲み込んでしまいます。
その後吐きます。
細心の注意をはらってますが毎日ハラハラです。
もう少し大人になったら直るものでしょうか?


回答

お子ちゃまなので、それは普通のことです。
お子ちゃまとは、何もかもが物珍しくて仕方ありません。人間の子供も一緒ですが、目新しいものや不思議に感じる手に届くものをまずは「口にいれ」て「確認作業」をします。そして確認作業が終わったらぺっと出すものです。
お外でのお散歩でも同じ。目新しいものや目の前を飛ぶ枯れ葉やゴミなどに対しても同じことをし、それが人間からしてみると「拾い食い」と言われてしまいます。
飲み込む場合があるかもしれませんが、その場合はたいてい人間が無理矢理取ろうとした時がとても多いようです。「え?取られるの?じゃあ飲み込んでしまえ!」とごくんとします。それが「誤飲」のきっかけとなる場合が多いのです。
また、取り上げようとして「追いかけ回す」というのもお子ちゃまに取っては「おにごっこ」になりかねません。飼主さんに構ってもらえるのですから楽しくなり、「拾い食い」が強化されます。

できるだけその状況をなくす、口にしそうなものは手の届かないところにおいておく、あなたが顔を拭く時は遊んでも構わないという間違ったメッセージに取られないように動作をゆっくりにする、などといった考慮が必要です。しかし一旦取られてしまったら、その子にあえて確認作業をさせましょう。そしてその間は相手にせず「ムシ」をし、下手にその行動を強化しないようにしておくことです。

そうしていくと、いずれその行動は成長過程の一環としていつの間にかなくなっていくことでしょう。

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