ペットの種類/品種名:犬/犬→狆
ペットの年齢:生後3ヶ月~生後5ヶ月歳
ペットの性別:メス
去勢・避妊:未
何についての相談:噛み
いつ頃からの問題:1週間前から
飼育環境:室内
散歩頻度:散歩をしていない
同居動物:飼っていない
タイトル:アマガミ
相談内容:
3ヶ月の狆ですが、甘がみしてきます。
なかなか体に触ったりさせてくれません。
耳掃除や目やにをふいたりなどを凄く嫌がります。
ペットショップの人や病院の先生や看護婦さんの前ではすごくイイコにしてます。
甘がみを止めさせるには、どのようなしつけをしたらいいですか?
これからお散歩に行く時期に入りますね。
そういう子にはたっくさんのお散歩の経験をさせることです。
「甘噛みとは関係ないじゃん」と思うかもしれませんが、散歩と甘噛みとはとても関係が深いのです。
今の時期の甘噛みとは、「心が刺激に飢えているゆえ」です。だからこそ唯一目の前にある刺激、つまりあなたを噛んでくるだけのこと。また、噛む行為とは、犬の世界ではコミュニケーションをはかるツールです。本来ならがぶがぶしながら親兄弟とコロコロとコミュニケーションをしている時期。今は人間の世界に入って来たわけですから、あなたがそのコミュニケーションを取る相手だというわけです。
今は甘噛みを止める時期ではありません。
今は「噛む発散」「心の発散」をさせてあげる時期。
そして今は「心にたくさんの刺激」を与えてあげること。
そうしながら「心が健康に育って」いけば、甘噛みとはいずれ自然消滅をする行為です。
ただでさえ「オウチの外」にいくとビビっているのです(獣医さんやペットショップで「いい子にしている」というのは、単にビビっているからだけなのです)。
どこに行ってもパニックになることも無く、自分をしっかり持って堂々としていられる成犬に成長できるように、今はお散歩がとても必要なのです。それが「社会性を養う」ということなのです。