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ケースワーク

海外からの引っ越し

質問

設問1:相談されるペットの種類はなんですか? 犬:ゴールデン・レトリーバー
設問2:ペットの年齢をご記入下さい。 7歳
設問3:ペットの性別をご記入下さい。 メス
設問4:ペットの病歴を教えてください。 腸捻転
設問5:ペットのワクチン摂取 うけている
設問6:去勢・避妊はお済ですか? 済んでいる
設問7:同居動物はいますか? 飼っている:mプードル

【相談内容】
今年7月頃に、アメリカ(ハワイ)から日本に引っ越す予定でいます。
しかし、我が家の犬が生後7ヶ月に腸の病気になり大きな手術をしました。
結局、それが原因なのかどうかは解りませんが、とにかく神経質で泊まりがけで外出する時には獣医の所で預かってもらうのですが、必ず下痢と嘔吐の繰り返しです。
獣医も困っていて、先日ついに断られてしまう始末です。
そんな犬を、今年の7月頃に日本に連れて帰る事になりました。
今から考えてもどうしようもないのですが、とてもとても心配でなりません。
真っ暗な中に轟音と共に約半日いさせることがやはり心配です。
移動のときに気をつけることとか、移動前にしておいた方が良いことなど、何かアドバイスを頂けますか?


回答

それはかわいそうなことですね。
でもそれは避けられないことですから、なんとか無事に済むと良いですね。

ハワイからだとすると、直行便はありますか?乗り継ぎなどを入れると、移動時間などでよけいな時間がかかってしまいますので、それは避けてあげたいです。

行く前に獣医さんから「鎮静剤」をもらって下さい。「意識を薄れさせる/とローンとさせる」ことくらいしかできませんが、搭乗数時間前に投薬すると、到着するまでは効き目があるでしょう。
そしてそのような子は真っ暗な中や轟音の中で「おもらし」をしてしまう可能性があるので、搭乗前には必ずすべて排泄させてからにしておきましょう。そして搭乗日はお腹をすかせておくと安全です。(体の中のものをすべて出したとしても、そのような子は絞り出すかもしれませんが 笑)

登場の際にできることと言えばそのくらいです。
でも帰ってきてからまた新しい環境に実をおく訳ですから、その子にとってはまだまだ試練が続きますね。

ご存知だとは思いますが、検疫システムが犬を持ち込んだ後はとても楽になったとは反対に、準備時間がとても大切になりました。
日本国に犬を輸入する際には狂犬病ワクチン(不活化ワクチン)が1ヶ月おきの2回必要で、2回目の際に抗体価をはかり、それから6ヶ月の待機時間があるので気をつけましょう。マイクロチップは一度目の狂犬病接種の際に入れておくと手続きがスムーズに行きます。そして、行政からの印籠をもらうのも忘れずに。

大丈夫!その子の経験値がそれによって一つ上がると良いですね!

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