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ケースワーク

何でも口にする

質問

ペットの種類/品種名:犬/チワワ
ペットの年齢:生後3ヶ月~生後5ヶ月歳
ペットの性別:オス
去勢・避妊:未
何についての相談:散歩
いつ頃からの問題:2日前から
飼育環境:室内
散歩頻度:散歩をしていない
同居動物:飼っていない
タイトル:何でも口にする
相談内容:
食欲旺盛で、何でも口に入れてしまって困っています。
部屋の中で自由にさせているときは、噛んだり食べたりしたら困るものは届かないように高いところに置いているのですが、
そろそろお散歩デビューさせようかと地面に降ろすと、小石を飲んでしまいました。
拾い食い(と言っていいのでしょうか)をやめさせるいい方法はありますか?
食欲が旺盛なのは低血糖で入院した後からなのですが、食べなかった子が食欲旺盛になることはありますか?


回答

食欲がおう盛になる、というよりは食欲が通常になった、というほうが当てはまっているかもしれませんね。

「口に入れる行為」とは、実は「確認作業」に過ぎません。
まだお子ちゃまの場合、真新しいものを次から次へと口に入れていきます。そして確認できたら「ぺっ」と吐き出すものです。

でもこの行為に過剰反応をし、「拾い食い」と呼び、口に入れた途端飼い主が躍起になって取り出そうとするから、逆に、取られまいと「ごっくん」してしまうのです。

犬とはそこまでバカではありません。
自分が飲み込めるサイズ、飲み込めないサイズをわかっています。
そして飲み込めるサイズであれば、次の日にでも便に必ず出てきます。
飲み込めないサイズの場合は飲み込めるサイズに噛みちぎって飲み込むか、または吐き出しているはずです。

口に入れる作業は確認をしているまでです。
この度は手に届く物が小石だったのでしょうが、ゴミがあればゴミを確認するのでしょう。枯葉が舞えば口でつかんでみたくなるものなのです。
例えば、初めて海辺に行くと、どの子犬もまずは砂をむさぼります。そして納得したらやめるのです。

好きなように確認をさせてみてください。
そしてひとつひとつ経験させていってください。
そのうちにいつの間にかその行為はなくなっているはずです。子犬の成長過程として過去のものとなっているはずです。

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