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ケースワーク

元気過ぎて

質問

ペットの種類/品種名:犬/トイプードルとヨークシャーテリアのmix
ペットの年齢:生後9ヶ月~生後11ヶ月歳
ペットの性別:オス
去勢・避妊:済
何についての相談:その他
いつ頃からの問題:1ヶ月前から
飼育環境:室内
散歩頻度:30分以内
同居動物:飼っていない
タイトル:元気過ぎて
相談内容:
遊び盛りなのか、元気が良いのは良い事ですが、逆に落ち着いてる時間がなく困ってます。
お留守番中や就寝時はケージに入れてますが、帰宅するとコミュニケーションの為に、出して家の中で自由にさせますが、家の中を自由に動きまわりイタズラをしたり、全くじっとしていられません。
大好きなおもちゃを与えたり、ストレス解消ガムを与えたりしてもすぐに飽きてしまい、家の中で動き回って、置物やゴミ箱にちょっかい出す方が、楽しいみたいです。
こういった行動は、大人になれば少しは落ち着いてくるのでしょうか?


回答

大人になったら落ち着いてくる、というのは少々楽観的すぎる言い方ですが、でも間違ってはいません。

お子ちゃまのときは、人間(飼育をする人)と24時間触れ合っている生活が本当は必要。犬が相手でも、少なくとも数ヶ月の間は実質人間の赤ちゃんを育てるくらいの時間と精神力が必要になります。
でも最近は遊び盛り&学び盛りのお子ちゃまの時期にお留守番をさせなくてはいけない環境が多いですね。
そして日中退屈だったこともあり、ケージから出たら水を得た魚のようにはしゃぎまくることでしょう。イタズラをしてはあなたが追いかけてくるのを面白がってしてくることでしょう。あなたの手や足を楽しそうに追いかけてはじゃれつくことでしょう。

いろいろな生活環境がありますからいつも一緒にとは無理だとわかっていますが、少なくてもあなたがやってくださっているように、「できる限り」触れ合って欲しいものです。
ガムやおもちゃを与えるのはいいことですが、ただ与えるだけではいけません。おもちゃやガムに動きを与えて、その子が飽きないようにするのもあなたの腕にかかっています。
お散歩にもたくさん連れて行ってやり、おうちの中だけで受ける刺激よりも凝縮されているお外の環境で心を刺激で満たしてあげること。
お母さんに向き合ってもらっている、と実感&自身につながるように、そして心が満足してもらえるようにしてあげること。
これを続けて「心を成長させていく」ことで、落ち着いて来ると同時に、お留守番も文句を言わずにしてあなたの帰りを待っていてくれることでしょう。

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