ペットの種類/品種名:犬/ウェルシュテリア
ペットの年齢:生後9ヶ月~生後11ヶ月歳
ペットの性別:オス
去勢・避妊:未
何についての相談:噛み
いつ頃からの問題:1ヶ月前から
飼育環境:室内
散歩頻度:30分以内
同居動物:飼っていない
タイトル:トイレシーツを噛みちぎる
相談内容:
10ヶ月のウェルシュテリアを飼っています。
最近トイレシーツを噛んでぐちゃぐちゃにします。
トイレシーツが出ないように、メッシュタイプのトイレにしましたが器用に噛んで外します。
イタズラを見つけたら口輪をして10分から1時間無視してだめだと教えていますが、口輪を外すとまたイタズラをします。
口輪は嫌なようで、つけるとき嫌がります。
ゲージの中にいる時間が長いためストレスが原因ですか?
散歩は朝晩15~30分しています。
家族がいるときはなるべくゲージからだして遊んでいます。
このまま、イタズラしたら口輪をして止めさせることでいいでしょうか?
まだお子ちゃまなのに、かみかみしたい年頃なのに、発散のはけ口も提供することせずにただただ抑圧ばかりしているのはあまりにも酷です。
たった15−30分のお散歩。
もっともっとかけっこしたりはしゃいだりしたいのに、全然心が満足していないから何か噛むものを見つけてがじがじしているだけなのに、マズル(口輪)をつけられる、とは本末転倒。
しかも、普段はケージの中ばかりなのならなおさら、出してもらえたとたんに嬉しさにはしゃいでがじがじしたくもなるでしょう。
小さい頃はたくさんの家具をかじるし、あらゆるところにじゃれつくし、携帯や眼鏡もおもちゃになってしまうのは当たり前。
でも、肌のふれ合いやお散歩などを通してしっかりと向き合ってあげ、毎日その子の心をたくさんの刺激で満足させてやっていると、いずれ心が健康に育っていきます。そしていつのまにか、ガジガジしたりイタズラする行動は、成長と共に消滅していくのです。
今の時期のイタズラ(ホントは「イタズラ」ではありません。口を使っていろいろなものから刺激を受けようとしているだけ)は人間が抑えつけることではありません。
がじがじからの刺激ではなく、お外や肌のふれ合いからの刺激をたくさん与えて心を満足させてあげること。そうして心を成長させていってあげること。あなたの時間をできるだけ割いてあげ、その子に社会性を養わせることが、あなたの一番大切な役割です。